認知症を理解する

認知症
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oyaji3
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こんにちは!
認知症サポーター昭和おやじです。
今日は『認知症』についてです。

 

oyaji3l
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テレビでも良く特集で放送されていますし、
ネットでもいろいろなサイトで説明されています。
それだけ関心も大きく他人事ではないということでしょう。
管理人も毎日戦っていました(笑い)。

尊厳を持って最期まで自分らしくありたい。
これは誰もが望むことですが、この願いを阻み、
深刻な問題になっているのが『認知症』です。
今や老後の最大の不安となり、
超高齢社会を突き進む日本にとって最重要課題の一つとなってます。
『認知症』は誰にも起こりうる脳の病気によるもので、
85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。
『認知症』の人が記憶障害や認知障害から不安に陥り、
その結果周りの人との関係が損なわれることもしばしばみられ、
家族が疲れ切って共倒れしてしまうことも少なくありません。
しかい、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。
誰もが『認知症』についての正しい知識を持ち、
『認知症』の人や家族を支える手立てを知っていれば
「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることが出来ます。

上記は認知症サポーターの講習を受けた際に頂いた
認知症サポーター養成講座標準教材の最初の部分です。
認知症サポーター養成講座を受けての感想としては、
『認知症』だけではないですが、正しい知識は必ず必要だということは間違いないと思います。

『認知症』とは?
脳は人間の活動をコントロールしている司令塔です。
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、
脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、
生活する上で支障が、およそ6カ月以上継続している状態を指します。

脳の働き
脳は、記憶(覚える・思い出すなど)、感覚(見る・聞くなど)、思考(理解・判断など)、感情(喜び・悲しみなど)、からだ全体の調節(呼吸・睡眠・体温など)といった、生きていくために必要なほとんどの働きをコントロールしています。
これらの身体活動を司る機能が大脳にあります。
脳の大部分をしめる大脳は、左右の大脳半球にわかれます。
大脳の表面をおおっているのが大脳皮質で、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つのブロックにわかれて、それぞれ異なった機能を分担しています。

主な認知症の種類
認知症にはいくつかの種類がありますが、主なものとして、以下の4つが挙げられます。
アルツハイマー型認知症
レビー小体型認知症
脳血管型認知症
前頭側頭型認知症

・アルツハイマー型認知症
大脳皮質連合野や海馬領域を中心にβアミロイドというタンパク質のゴミ、
続いてタウタンパクが神経細胞内に蓄積し、神経細胞のネットワークが壊れると発症します。
比較的早い段階から記憶障害、見当識障害のほか、不安・鬱・妄想が出やすくなります。
認知症全体の約50%を占めると言われています。

・レビー小体型認知症
パーキンソン症状や幻想を伴い、症状の変動が大きいのが特徴です。
約15%を占める

・脳血管型認知症
脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、
その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れて、
意欲が低下したり複雑な作業が出来なくなったりします。
約15%を占める

・前頭側頭型認知症
司令塔役の前頭前野を中心に障害されるため、
我慢したり思いやりなどの社会性を失い、
「我が道を行く」行動をとる特徴があります。

その他
前頭側頭型認知症、クロイツフェルト・ヤコブ病・AIDSなどの感染症や
アルコール中毒も認知症の原因となる病気です。
約20%を占める

それぞれの認知症についてはまた別に説明をしたいと思います。

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