認知症の症状ー中核症状 見当識障害

認知症
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jiji2
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こんにちは! 認知症サポーターの昭和おやじです。

本日は認知症の症状についてです。

 

中核症状2ー見当識障害

見当識とは、現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど、基本的な状況を把握することです。
見当識障害は記憶障害と並んで早くから現れます。

見当識障害は、時間や季節感の感覚が薄れることから現れます。
・長時間待ったり、予定に合わせて準備することが出来なくなります。
・何回も時間を聞いたりします。
・進行すると、日付や季節、年次の感覚も薄れてきます。
・季節感のない服を着たり、自分の年が分からなくなったりします。

道に迷ったり、遠くに歩いて行こうとします。
・初めは方向感覚が薄らいでも、周囲の景色をヒントにすれば道を間違えることはありませんが、暗くなると道に迷うになります。

・進行すると近所でも道に迷ったり、夜、自宅のお手洗いの場所が分からなくなったりします。
到底歩いていけないような距離を歩いて出かけようとするようにもなります。

人間関係の見当識はかなり進行してから現れます。
・周囲の人との関係が分からなくなります。
80歳の人が50歳の娘に向かって、おばさんと呼んだりします。
亡くなっているはずの母親が心配しているからと、遠く離れた郷里の実家に歩いて帰ろうとします。

中核症状3-理解・判断力の障害
認知症になると、物事を考えたり判断にも支障が出てきます。
①考えるスピードが遅くなります。
時間をかければ自分なりの結論に至ることが出来ます。
②二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなる。
一度に処理できる情報の量が減ります。
念を押そうと長々と説明すると、ますます混乱します。
必要な話はシンプルに表現することが重要です。
③いつもと違う出来事で混乱しやすくなります。
お葬式での不自然な行動や、夫の入院で混乱してしまったことから
認知症が発覚する場合があります。
予想外のことが起こった時、補い守ってくれる人がいれば日常生活は継続できます。
④目に見えないしくみが理解できなくなります。
・目に見えないメカニズムが理解できなくなります。
–自動販売機や交通機関の自動改札、銀行のATMなどのまえではまごまごしてしまいます。
–全自動の洗濯機、火が目に見えないIHクッカーなどもうまく使えなくなります。認知症になってからの買い替えは混乱を招くことになります。
・「倹約は大切」と言いながらセールスマンの口車に乗って高価な羽布団を何組も買ってしまったということも起こります。

どうですか?
ここまで見て自分があるいは家族の方が該当される方も多くいらっしゃると思います。
管理人も書きながら、そうだったなとかもっと注意しなければいけなかったなと思うところがあります。
介護に負けないようにしましょうね。

 

 

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